水素関連情報

水素の誤解と国際基準制定の流れについて

1.水素の誤解

実際にはエビデンスが豊富にあるにもかかわらず、水素が医療的に及ぼす効果等に関しては、かつてより誤解が多々ありました。
近年で特に影響が大きかったのは2016年12月13日に国民生活センターから発表された、メーカー10社の水素水製品の水素濃度の測定結果の公表で、宣伝で使っている数値よりも少なかったり、水素が検出されなかったり等の事例が報告されました。
水素が殆ど含まれていない水素水を飲んでも効果が無いのは当然で「水素には効果が無い」「水素商品はまがい物」といった風評を各種メディアが積極的に取り上げ次々に流したため広く伝わってしまい、水素の信頼性は一気に崩れてしまったのです。

2.水素の国際規格を制定へ

このような状況に陥る中、2005年より水素研究の第一線で力を注いできた日本医科大学名誉教授・太田成男先生ら世界を代表する5人の研究者が中心となって 水素水や水素ガスの信頼を取り戻し普及させていくため「国際基準」を制定するための議論が始まりました。
その結果、約1年後の2017年9月24日に国際基準IHSA規格(国際水素標準化協会)が公表されました。
>>>これで安心!水素水に国際基準ができた!(NPO法人 分子状水素科学研究所)

3.認証マークの誕生

国際基準IHSA規格が制定されたことにより、この適合商品に対して「一般財団法人日本分子状水素普及促進協会(JHyPA)により認証された製品には国際基準認証マークが貼付されることになりました。
>>>これが目印!3種類の国際基準認証マークができた!(NPO法人 分子状水素科学研究所)

これら一連の動きにより、不適切な水素商品や誇大広告等を謳うメーカー、業者は順次排除され淘汰されていく流れになってきています。

全日本水素普及会も当然、この国際基準を重要視し、水素に関する正しい情報を基にした普及に努めております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA